ギャラリーテン/gallery ten〜コラム vol.8 "花岡隆さんのアトリエ訪問""房総カフェでまったり〜♪

ギャラリーテン/gallery ten〜コラム vol.8 "花岡隆さんのアトリエ訪問""房総カフェでまったり〜♪

花岡隆さんのアトリエ訪問 房総カフェでまったり(ギャラリーテン〜コラム vol.8) <2006年12月号>

花岡隆さんのアトリエ訪問



静岡県修善寺の花岡隆さんのアトリエにおじゃましました。
初夏の爽やかな風に吹かれ、観光気分も味わいながら、山道を車で上っていくと、花岡さんの敷地に。
ご自宅とアトリエと窯場の3つの立派な建物が現れました。

私が到着したとき、“花窯”というアジのある看板のかかったアトリエで、一心にロクロをひいておられました。
広いアトリエには、大きな棚、ロクロ、水場、作業机などが、整然と配置されていて、緊張感さえ漂っていました。

一般の方のみならず、料理研究家、工芸作家、ジャーナリストなどからも絶大な人気を得ている花岡さんの器。
もちろん、私の食卓でも、かなりの頻度で登場しています。
器そのものだけでも凛としたたたずまいがあるのに、どんな料理もすんなり受け入れ、映えさせる。
しかも、使い勝手までよいし、丈夫である。

代表的な作風のうちの二つに、
粉引きの優しくしっとりとした白のシリーズ、炭化焼締のクールでモダンな黒のシリーズがあります。
どちらも大好きです。

そして、花岡さんの作品の魅力の一つでもある“石目”の風合。
これらは、成形してまだ乾燥しきっていないナマ土の段階で、ゆるやかな石の丸みに押し付けて、肌感を移したものです。
そこに白化粧をし、焼成すると、なんともいえない質感になるのです。
それらのコロンとした石たちは、アトリエの軒下にゴロゴロと並んで出番を待っていました。

花岡さんの器は、五感に鋭く訴えかけてくるものがあります。
ヒトに例えるなら、こんな大人の女性になりたいというイメージ。
美しい、男っぽい、モダン、シャキっとしている、鋭い、奔放、親しみがある、カッコイイ・・・・・。
不思議な魔力をもつ器です。



          




























房総カフェでまったり〜♪

友人のカフェを3つご紹介します。
これらは、一人でもふら〜っと立ち寄り、とっても癒される大好きな場です。

まずは、九十九里の“KUSA”。
姫野さん夫婦が昔から構想をあたためてきた、いわゆる昔ながらの「珈琲屋」を昨秋オープン。
店内に一歩入ると、たちこめたコーヒーの香りが鼻をくすぐり、ほわ〜んとした空気感で体全体を包んでくれる。
BGMがないことで、豆を挽く音、カップのカチャっという音、本のページをめくる音、外の風の音、・・・が心地よい意識となります。
おいしいのです。パンもコーヒーも雰囲気も。

次に、千葉若葉区の“5days Cafe”。
骨董や作家ものの器が大好きな小川さんが、自宅を月に5日だけカフェとしてオープン。
お家の至るところに、品よくしつらえられた古いものたちが、深いやすらぎを感じさせてくれます。
きちんと丁寧に暮らしを楽しんでいることが伝わってきます。尊敬してやまない人でもあります。
手作りのランチ(要予約)やスウィーツが絶品。

そして、ウチの近所の“茶楽”。
こちらでは、いろいろな日本茶、中国茶が楽しめます。
スカっとしたきもちのよい空間で、店長のはなちゃんとは気が置けない仲でもあるので、家の茶の間にいるくつろぎ感があります。
ここに来るようになってから、自分でもおいしい日本茶が淹れられるようになりました。
毎回、お茶とぜんざいをいただきながら、何時間でも入り浸ってしまいます。

ちょっと気晴らしに、まったりお茶すると、また力が沸いてきます。
この土地でなんとかかんとかがんばっている私は、これらの友人たちとともに、
一緒に楽しい場を提供しつづけていかれるよう、お互いにエールをおくりあっていきたいと思っています。
“房総カフェ”万歳!



KUSA.喫茶

千葉県長生郡長生村一松乙1987-14
電話: 0475-32-5600
営業時間:11:00〜17:30
定休日: 月曜・火曜
http://www.kusacafe.com/
     
5days cafe

千葉若葉区みつわ台2-42-8
電話:043-254-3501
営業:毎月第3月〜金曜 10:00〜17:00
ただし、8、12月と、祝日は休み
     
茶楽(さら)

千葉緑区土気町1714-5
電話:043-295-8818
営業時間:9:30〜19:00
定休日:水曜
http://salacha.lib.net/index.html

コラム vol.8 "花岡隆さんのアトリエ訪問" "房総カフェでまったり〜♪